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執筆者の写真阿部遥奈

キャッチコピーの醍醐味と持つ力2つ


キャッチコピーの醍醐味と持つ力
本日のテーマ

キャッチコピーの醍醐味と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

私が思うキャッチコピーの醍醐味と持つ力、それは 「キャッチコピーは表面上、抽象的で良い。ただし、具体的なイメージを膨らませるものであること」。一見、対比的な意味に捉えられますが、これこそキャッチコピーの醍醐味と持つ力だと言えます。


先日訪れた宮城県にある温泉、鳴子温泉を例にしましょう。


例えば、鳴子温泉(宮城県大崎市鳴子温泉にある温泉)に行ったときに、湯煙が立ち上がっていた様子を見て癒されるシチュエーションをキャッチコピー/キャッチフレーズで表すとします。以下1と2とで、どちらに魅力を感じますか?


  1. 湯煙を見ているだけでほっと心が安らぐほど気持ちが良い。

  2. 一番火照っているのは、宙に舞いあがる湯煙自身。


1は、「ほっと安らぐほど気持ちが良い」という具体表現が入っているけれど、2には「どのように気持ち良いのか」という内容は含めていません。

2が面白いのは、主語が「私たち」でないこと。そして、具体性が特にないけれど、イメージが湧くという点。


まとめ

キャッチコピーは具体的なイメージを湧かせることができれば、別に抽象的な言葉を使って良いのです。

主語は決まっていない。「自分」を必ず主語にしなくてはならないというルールは存在しないこと。これらがポイントです。



 

NARUUP(ナルアップ)

東北、宮城県、仙台市のコピーライター・プランナー・ライター阿部遥奈が運営する「ことば」を軸としたサービスを展開。 料金や詳細などはお見積りフォームやお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。




本日も当記事をご覧くださり、ありがとうございました。



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